どうも、Sスタです。
少し前から真剣に考えていたことがあります。
それは、
「教育ローンを借りるべきか、それともインデックス投資で資産運用を行うべきか」
というテーマです。
インデックス投資で年利4~7%のペースで資産を増やせるなら、年利2~3%の教育ローンを借りつつ投資を続けても良いのでは?と思ったのです。
しかし、この選択は果たして甘い考えなのでしょうか?
今回は、教育ローンとインデックス投資のメリット・デメリットを整理し、この考えの妥当性を検証してみます。
教育ローンとインデックス投資の比較
1. 教育ローンを借りる場合
メリット
デメリット
- 利息負担:借入額に応じて利息が発生し、返済総額が増加。
- 返済義務:他の家計負担と重なると、家計全体を圧迫する可能性あり。
2. インデックス投資を続ける場合
メリット
- 資産成長の可能性:平均で年利4~7%のリターンを期待できる。
- 柔軟性:教育費以外にも活用可能な資産として運用できる。
- インフレ対策:現金よりもインフレの影響を受けにくい。
デメリット
- リスク:元本割れの可能性がある。
- 即時性の欠如:短期間で必要な大金を用意するのは難しい。
- 市場の変動:マーケット次第で運用タイミングが損失を生む可能性あり。
考え方の整理
合理性のあるポイント
-
リターンが借入コストを上回る場合
教育ローンの金利3%より、インデックス投資で年利5%のリターンが得られるなら、その差額(約2%)が利益となる可能性があります。 -
長期運用で複利効果を活用できる
投資を続ければ、ローン返済中でも資産の成長を図れる可能性がある。
リスクがある理由
- リターンは不確実
投資リターンは市場次第。年利5%が確実ではなく、元本割れのリスクも。 - ローン返済は義務
投資の成績が悪くても、教育ローンの返済は家計を圧迫する可能性がある。 - 心理的負担
投資リスクとローン返済の義務を同時に抱えることは、精神的なストレスを増大させる要因となり得る。
まとめ:どちらを選ぶべきか?
「教育ローンを借りてインデックス投資を続ける」戦略は、一見合理的に見えますが、注意が必要です。特に以下の条件を満たす場合のみ、現実的といえます:
- 余剰資金があり、返済後も家計に余裕がある。
- リスク許容度が高く、市場の一時的な低迷に動揺しない。
- 教育ローン金利が極めて低い。
しかし、多くの場合、教育ローンを早期返済して利息負担を軽減し、家計を安定させる方が安全な選択といえます。インデックス投資を続けるなら、無理のない範囲で行いましょう。
最終的には、家計全体のバランスを考えたうえで、無理のない計画を立てることが大切です。
※投資は自己責任でお願いします。