投資と節約で頑張るアラフォーパパ

40代平凡サラリーマンの奮闘

「子ども2人の学費がエグい!サイドFIREなんて夢のまた夢?」

現実の壁に直面!

我が家は2人の子どもがいて、この春から私立高校と理系大学に通っています。
夫婦共働きで頑張っていますが、住宅ローンも62歳までまだ残っているし、家計はカツカツです。
巷でよく耳にするFIRE(早期リタイア)について考えてみると、「何それ、美味しいの?」って気分になっちゃいます。


FIREの基本をおさらい(でも、うちは無理ゲー)

FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは、経済的自立を達成し、早期リタイアを目指すライフスタイルのこと。
簡単に言うと、働かなくても生活できるだけの資産を築き、好きなタイミングで仕事を辞めるというものです。


FIRE達成の目安

FIRE達成のための目安としては、年間生活費 × 25倍の資産を貯めることが一般的。
例えば、年間生活費が300万円だと、7,500万円の資産が必要という計算です。
その資産を年利4%で運用し、利息だけで生活するというのが「4%ルール」で有名です。


サイドFIREとは?

完全なリタイアは難しくても、「経済的自立+ちょっとだけ働く」スタイルがサイドFIRE。
サイドFIREのポイントは、生活費の一部を資産運用の利益でまかい、残りは副業やアルバイトで補うことです。

例えば、生活費が月25万円なら、資産運用で15万円、残りの10万円はアルバイトや副業で稼いでいく感じ。
サイドFIREが注目されている理由は、**「完全FIREはハードルが高すぎる!」**という点です。
特に教育費や住宅ローンがある家庭には現実味が薄いですが、サイドFIREなら無理なく経済的自由に近づけ、好きな仕事だけ続ける自由も得られます。


子どもの教育費がある家庭にとって、FIREのハードルがどれだけ高いか…

現実を数字で見ると、その厳しさがよくわかります。


1. 教育費が家計に与えるインパク

私立高校+理系大学の学費モデルケース(年間平均)

  • 私立高校(年間平均):約100万円(授業料、入学金、諸費用含む)
  • 理系大学(4年間):約600万~800万円(授業料+設備費+教材費など)

これに塾代や交通費、部活動費用なども加わると、一人あたり総額1,000万円以上はザラです。


2. 実際に必要なFIRE資産を試算

年間生活費に教育費を加えると?

  • 通常のFIRE生活費(夫婦2人):年間300万円
  • 子どもの教育費+生活費:年間400万~500万円(子ども2人分)

これをFIREの「25倍ルール」で計算すると…

  • 年間500万円 × 25 = 1億2,500万円💦

1億超えの資産が必要って、完全に無理ゲー(笑)。しかも、これは生活費を削らない前提の話。実際には物価上昇や予期せぬ出費もあるので、もっと余裕を見た方が安全です。


3. 教育費が終わってもハードルは続く?

仮に子どもが独立した後でも、老後資金や医療費、住宅ローンの残りがあると、完全FIREは遠い夢…。
特に今はインフレや金利上昇の影響で、生活費の見通しが立てづらいのも現実です。


それでも諦めない!現実的な「家計の見直し」

自分がFP2級を目指した理由

子どもが私立高校と理系大学に進学し、家計はもうギリギリの綱渡り状態。
住宅ローンもまだ1,500万円近く残っており、奨学金を借りてはいるものの、将来の返済も心配…。
そんな日々の中で、ふと気づいたんです。

「このままじゃダメだ。家計の全体像が見えないから、いつも不安なんだ」

収入と支出はなんとなく把握しているけど、老後資金や教育費の総額、ローンの返済計画…全部が曖昧。
この漠然とした不安をどうにかしたくて、ファイナンシャルプランナー2級の資格を目指しました。


FPの勉強で得た3つの「家計の武器」

1.「見える化」で不安が半減!

FPの勉強でキャッシュフロー表を作る方法を学びました。
これで収入・支出の流れや、数年後に必要な金額がハッキリ見えるように。
例えば、次男の私立高校3年間の費用と、長男の大学4年間の学費を具体的にリストアップ。
これまで**「ヤバそう」って感覚だけだったのが、「あと○年で○万円必要」**って数字に変わると、不思議と冷静に対策を考えられるようになりました。


2.「無駄な出費」を発見して家計をスリム化

FPの知識で固定費の見直しも徹底。
クレジットカードの使い分け(楽天カード、三井住友NLカード、dカードゴールドなど)でポイント最大化。
ポイ活や楽天ROOMも活用して、副収入をコツコツ積み上げ。
保険の見直しや、住宅ローンの金利も再確認して、余計な出費をカット。

小さなことでも積み重ねれば、月に数千円、年間では数万円の節約に。


3.「資産運用」の考え方が変わった

もともと**FX(メキシコペソ中心)**の裁量トレードや手動トラリピをやっていたけど、FPの勉強でリスク管理の重要性を再認識。
資産の分散投資や、長期的な視点を持つことで、無理のない範囲での運用ができるようになりました。


「小さなFIRE」なら可能?

完全FIREを目指すとなると、膨大な資産が必要で、やはり教育費や住宅ローンなどの現実的な壁がありますよね。
ですが、小さなFIREなら、目標をもう少し絞ったり、生活の一部を資産運用で補うという形で十分達成可能です。


配当金が少しずつ増えるメリット

配当金が毎年少しずつ増えていくと、確かに残業や仕事のプレッシャーが軽くなり、無理して働き続けることがなくなります。
例えば、投資信託や株式を使って長期的に安定した配当を得るようにしていくと、少しずつではありますが、**「労働からの解放」**が現実的になります。
配当金の再投資を繰り返すことで、複利効果を得られ、時間が経つほど資産が雪だるま式に増えていくのも大きな魅力です。


実現に向けたステップ

  • 配当金の投資: 安定した高配当株や投資信託に投資して、徐々に配当金の額を増やしていく。
    最初は少額でも、再投資で資産が増えるスピードも加速します。
  • 副収入の活用: 楽天ROOMやポイ活などの副収入で、生活費の一部を補填。これで少しずつ収入の軸を増やしていくと、安心感が得られます。

まとめ

完全FIREは目指しつつも、「小さなFIRE」という形でまずは少しずつ経済的自由を得るアプローチは非常に現実的で、モチベーションにもつながります。
配当金が毎年増えることで、残業や過剰な働き方をしなくても良くなるのは、ストレス軽減にもつながり、生活がより豊かになることでしょう。


皆さんも一緒に頑張りましょう!!

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