- はじめに
- 1. 会社で戦ってきたけれど、結果が出ない現実
- 2. でも、僕の場合は「静かな退職」じゃない。「静かに副業で戦っている」
- 3. 40代で昇進できなくても、人生にはまだ勝ち目がある
- 4. 副業を「メイン」にする前に冷静に見積もる3つのポイント
- 5. 副業収入モデル別シミュレーション(ざっくり)
- 6. 副業を本業にするなら「月40万円以上 × 半年」が目安
- 7. 現実整理のために確認したい3つのこと
- 8. 今のあなたに合った副業の進め方
- 9. 苦しいときに心を支える言葉
- 10. まとめ|副業は「本業を超える」じゃなく「生活に希望をプラス」
- 本業+副業の「ハイブリッド型」が最強な理由
- 11. 効率よく副業で稼ぐ3つのポイント
- 12. モチベーションを保つコツ
- おわりに
はじめに
45歳。
今年こそ昇格できると思っていました。
評価面談でもマイナスはなく、結果も出してきたはず。
なのに、また昇格は見送られました。
胸にのしかかるのは、「努力が報われない虚しさ」でした。
40代で会社に評価されず、モチベーションをどう保てばいいのか。
そんな悩みを抱えている人は決して少なくないと思います。
1. 会社で戦ってきたけれど、結果が出ない現実
「自分なりに戦ってきた」――そう自負していています。
毎日の業務をコツコツこなし、若手のフォローも積極的に行い、説明会を率先して開いたり。
それでも、評価が伴わない現実。
「どこまで頑張ればいいのだろう?」
「もう十分やったよな……」と、ふと諦めそうになる自分がいます。
これが、40代で昇格できない現実です。
SNSでは「静かな退職(quiet quitting)」という言葉も広まっているそうです。
言われたことだけをやり、ほどほどに働くスタイル。
心がすり減るくらいなら、それも一つの生き方かもしれません。
2. でも、僕の場合は「静かな退職」じゃない。「静かに副業で戦っている」
本業で手を抜くつもりはありません。
毎日しっかり戦っています。
それでも会社で報われないなら、もうひとつの戦場を作るしかない。
そう思い、副業を始めました。
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楽天ROOMの商品紹介を工夫し、少しずつ成果が出始めた。
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ブログで自分の経験を発信し続けている。
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小額からS株やNISAで投資も積み立てている。
どれもすぐに大きな収入になるわけではありません。
でも、「会社に依存しない道」をゆっくり作っている実感が、今の自分を支えています。
3. 40代で昇進できなくても、人生にはまだ勝ち目がある
家族のために。
自分自身が後悔しないために。
今の僕は「静かに本業と戦いながら、静かに副業で希望を育てている」状態です。
会社で認められなくても、人生の軸は会社だけじゃありません。
4. 副業を「メイン」にする前に冷静に見積もる3つのポイント
副業を本業にする=会社を辞めて副業で生活することなら、次の3つを確認しましょう。
① 生活費はいくらかかるか?
まずは「月の最低生活費」を把握することが第一です。
例:月の支出が30万円の場合
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住宅ローン:10万円
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食費・日用品:7万円
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光熱・通信費:2万円
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教育費:5万円
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保険・税金・交際費:6万円
→ この場合、手取り30万円以上が必要です。
② 税金・社会保険も自分で払うことになる
会社員を辞めて個人事業主になると、国民健康保険・国民年金・所得税・住民税を自分で払う必要があります。
ざっくり売上の25〜30%が税金・保険で消えると考えます。
つまり、手取り30万円を目指すなら売上40〜45万円以上が目安です。
③ いくら稼げば「副業で独立」できるのか?
目安は「副業で毎月40万円以上を安定して6ヶ月以上稼げること。」
副業収入が月5万〜10万円なら「サブ収入」としては有力ですが、独立はまだリスクが大きい。
5. 副業収入モデル別シミュレーション(ざっくり)
6. 副業を本業にするなら「月40万円以上 × 半年」が目安
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まずは副業で月5万円 → 10万円 → 20万円とステップアップしましょう。
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「生活費+税金分」で月40〜45万円を安定的に稼げたら本業を手放す検討を。
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その間は、本業の安定収入+副業の挑戦のバランスが最適です。
7. 現実整理のために確認したい3つのこと
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最低限の生活コストを把握しているか?
家計簿をつけ、絶対に削れない費用と工夫次第で減らせる費用を分ける。
これが「貯金が少なくても再起できる土台」です。 -
本業の収入はゼロではない
昇格できなくても、本業給与があることは大きな強み。
副収入をプラスして“収入が下がる未来”を防ぐ。 -
副業は「脱出手段」ではなく「防御力アップの装備」
一発逆転狙いではなく、将来への保険・選択肢・準備と考える。
8. 今のあなたに合った副業の進め方
9. 苦しいときに心を支える言葉
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副業で稼げなくても、昇格できなくても、「いま、静かに準備している自分」を認めてほしい。
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本業で踏ん張り、家族も守っているあなたは「諦めていない」。
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それだけで十分すごい。
10. まとめ|副業は「本業を超える」じゃなく「生活に希望をプラス」
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貯金が少なくても終わりじゃない。
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副業は逃げではなく、防御力になる。
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本業を続けながら月1万円の副収入から始める。
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それが5年後のあなたの「武器」に。
本業+副業の「ハイブリッド型」が最強な理由
項目 | 本業 | 副業 |
---|---|---|
安定性 | ◎(毎月固定) | △(変動あり) |
収入の伸びしろ | △(昇格・賞与頼み) | ◎(努力次第で増やせる) |
時間の自由 | △(拘束時間あり) | ◯(空き時間で可能) |
将来性 | △(ポジション限界) | ◎(自分次第) |
本業で生活を守りつつ、副業で未来を作る。
これが収入も安心感も手に入れる最短ルートです。
11. 効率よく副業で稼ぐ3つのポイント
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「月5,000円→1万円→3万円」と着実に伸ばす
最初から大金狙いではなく、成功体験を積み上げること。 -
稼いだ副収入は「未来の種まき」に使う
新NISA、低レバ長期FX、スキルアップなど。
12. モチベーションを保つコツ
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副業の目標は“金額”ではなく“自由度”で考える
例:「月1万円あればスマホ代がタダになる」 -
本業があるからこそ副業に挑戦できる余裕がある
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失敗しても本業が支えてくれるので安心感が持てる
おわりに
本業の収入が少なくても、辞めるのではなく「活かす」ことです。
安定と伸びしろの両立こそが副業の価値です。
小さな副業収入が、将来の自分を守る大きな盾になる。
今日もまた、静かに副業で戦うあなたを私も応援します!!