投資と節約で頑張るアラフォーパパ

40代平凡サラリーマンの奮闘

会社で報われない40代。でも諦めずに戦う。副業と本業のハイブリッド戦略

はじめに

45歳。

今年こそ昇格できると思っていました。

評価面談でもマイナスはなく、結果も出してきたはず。
なのに、また昇格は見送られました。

胸にのしかかるのは、「努力が報われない虚しさ」でした。

40代で会社に評価されず、モチベーションをどう保てばいいのか。
そんな悩みを抱えている人は決して少なくないと思います。

1. 会社で戦ってきたけれど、結果が出ない現実

「自分なりに戦ってきた」――そう自負していています。
毎日の業務をコツコツこなし、若手のフォローも積極的に行い、説明会を率先して開いたり。
それでも、評価が伴わない現実。

「どこまで頑張ればいいのだろう?」
「もう十分やったよな……」と、ふと諦めそうになる自分がいます。

これが、40代で昇格できない現実です。

SNSでは「静かな退職(quiet quitting)」という言葉も広まっているそうです。
言われたことだけをやり、ほどほどに働くスタイル。

心がすり減るくらいなら、それも一つの生き方かもしれません。

2. でも、僕の場合は「静かな退職」じゃない。「静かに副業で戦っている」

本業で手を抜くつもりはありません。
毎日しっかり戦っています。
それでも会社で報われないなら、もうひとつの戦場を作るしかない。

そう思い、副業を始めました。

  • 楽天ROOMの商品紹介を工夫し、少しずつ成果が出始めた。

  • ブログで自分の経験を発信し続けている。

  • 小額からS株やNISAで投資も積み立てている。

どれもすぐに大きな収入になるわけではありません。
でも、「会社に依存しない道」をゆっくり作っている実感が、今の自分を支えています。

3. 40代で昇進できなくても、人生にはまだ勝ち目がある

家族のために。
自分自身が後悔しないために。

今の僕は「静かに本業と戦いながら、静かに副業で希望を育てている」状態です。

会社で認められなくても、人生の軸は会社だけじゃありません。

4. 副業を「メイン」にする前に冷静に見積もる3つのポイント

副業を本業にする=会社を辞めて副業で生活することなら、次の3つを確認しましょう。

 

① 生活費はいくらかかるか?

まずは「月の最低生活費」を把握することが第一です。

例:月の支出が30万円の場合

  • 住宅ローン:10万円

  • 食費・日用品:7万円

  • 光熱・通信費:2万円

  • 教育費:5万円

  • 保険・税金・交際費:6万円

→ この場合、手取り30万円以上が必要です。

② 税金・社会保険も自分で払うことになる

会社員を辞めて個人事業主になると、国民健康保険国民年金所得税・住民税を自分で払う必要があります。

ざっくり売上の25〜30%が税金・保険で消えると考えます。
つまり、手取り30万円を目指すなら売上40〜45万円以上が目安です。

③ いくら稼げば「副業で独立」できるのか?

目安は「副業で毎月40万円以上を安定して6ヶ月以上稼げること。」

副業収入が月5万〜10万円なら「サブ収入」としては有力ですが、独立はまだリスクが大きい。

5. 副業収入モデル別シミュレーション(ざっくり)

副業ジャンル 月収10万円 月収30万円 月収50万円
ブログ・アフィリエイト 月2〜3万PVで可能 月10万PV以上 トップクラス
楽天ROOM 売上50〜100万円程度 売上200万円以上 プロ級
FX・株(短期) 投資額次第 高リスク 安定は難しい
せどり・物販 時間×労力多 作業効率UPで可能 外注必須
スキル販売(ライター等) 単価UPがカギ 案件継続で安定 法人化視野

6. 副業を本業にするなら「月40万円以上 × 半年」が目安

  • まずは副業で月5万円 → 10万円 → 20万円とステップアップしましょう。

  • 「生活費+税金分」で月40〜45万円を安定的に稼げたら本業を手放す検討を。

  • その間は、本業の安定収入+副業の挑戦のバランスが最適です。

7. 現実整理のために確認したい3つのこと

  1. 最低限の生活コストを把握しているか?
     家計簿をつけ、絶対に削れない費用と工夫次第で減らせる費用を分ける。
     これが「貯金が少なくても再起できる土台」です。

  2. 本業の収入はゼロではない
     昇格できなくても、本業給与があることは大きな強み。
     副収入をプラスして“収入が下がる未来”を防ぐ。

  3. 副業は「脱出手段」ではなく「防御力アップの装備」
     一発逆転狙いではなく、将来への保険・選択肢・準備と考える。

8. 今のあなたに合った副業の進め方

ステップ 内容 目的
生活費の見直し(家計簿、保険・通信費見直し) 毎月1万円浮けば年12万円のゆとり
副業で月1万円を達成(楽天ROOM、ブログ、クラウドワークスなど) 小さな成功体験で自信をつける
副収入を「つみたて投資」に回す(新NISA、S株、FXなど) お金が「働いてくれる」実感
徐々に副業を育てる(月1万→3万→5万) 自分の力で収入を増やせる安心感

9. 苦しいときに心を支える言葉

  • 副業で稼げなくても、昇格できなくても、「いま、静かに準備している自分」を認めてほしい。

  • 本業で踏ん張り、家族も守っているあなたは「諦めていない」。

  • それだけで十分すごい。

10. まとめ|副業は「本業を超える」じゃなく「生活に希望をプラス」

  • 貯金が少なくても終わりじゃない。

  • 副業は逃げではなく、防御力になる。

  • 本業を続けながら月1万円の副収入から始める。

  • それが5年後のあなたの「武器」に。

本業+副業の「ハイブリッド型」が最強な理由

項目 本業 副業
安定性 ◎(毎月固定) △(変動あり)
収入の伸びしろ △(昇格・賞与頼み) ◎(努力次第で増やせる)
時間の自由 △(拘束時間あり) ◯(空き時間で可能)
将来性 △(ポジション限界) ◎(自分次第)

本業で生活を守りつつ、副業で未来を作る。
これが収入も安心感も手に入れる最短ルートです。

11. 効率よく副業で稼ぐ3つのポイント

  1. 初期投資ゼロ、リスクが少ない分野を選ぶ
     楽天ROOM、ブログ、クラウドソーシング、デジタル商品の販売など。

  2. 「月5,000円→1万円→3万円」と着実に伸ばす
     最初から大金狙いではなく、成功体験を積み上げること。

  3. 稼いだ副収入は「未来の種まき」に使う
     新NISA、低レバ長期FX、スキルアップなど。

12. モチベーションを保つコツ

  • 副業の目標は“金額”ではなく“自由度”で考える
    例:「月1万円あればスマホ代がタダになる」

  • 本業があるからこそ副業に挑戦できる余裕がある

  • 失敗しても本業が支えてくれるので安心感が持てる

おわりに

本業の収入が少なくても、辞めるのではなく「活かす」ことです。
安定と伸びしろの両立こそが副業の価値です。
小さな副業収入が、将来の自分を守る大きな盾になる。

今日もまた、静かに副業で戦うあなたを私も応援します!!