京王電鉄の株主優待券で東京競馬場へ。
5月最後の日、職場の方からいただいていた京王線の優待乗車券の期限がこの日までということで、久しぶりに東京競馬場へ行ってきました。
明日は日本ダービー。
競馬ファンにとっては一年で最も盛り上がる日ですね。
その前日ですが、朝からあいにくの本降りの雨。
午後も時折、激しい雨が降る不安定な天候でしたが、雨の競馬場もまた風情があります。
お昼ごはんは競馬場グルメの中でもお気に入り、「馬そば深大寺」へ。
ここの蕎麦は立ち食いの域を超えて本当に美味しいんです。
普段は馬券を買うとゲン担ぎで「鳥(とり)そば」を頼むのですが、今日は馬券を買わないと決めていたので、かき揚げ蕎麦の大盛りを。
雨に濡れて少し冷えた身体に、温かい蕎麦がじんわりと沁みました。
最近、節約志向がすっかり身についてしまったのか、競馬場に来てもスポーツ紙も買わず、馬券も買わず。
ただただ、目の前を駆け抜けるサラブレッドたちの姿に見入っていました。
純粋に「馬を見る」競馬場体験は初めてかもしれません。
改めて、馬たちの美しさ、騎手の技術、レースの緊張感――どれもお金を賭けずとも、心を動かすものなんだと実感。
そしてこの季節の東京競馬場はバラの花がとても綺麗なんです。
花と馬のコントラストが、なんとも優雅で、つい足を止めて写真を撮ってしまいました。
ただ、午後になると天候がさらに悪化し、雷を伴う激しい雨に。
9レースは安全を考慮して取りやめとなってしまい、レースの間隔も大きく空くことに。
そこで、帰りの優待券を活かして渋谷に寄り道してから帰ることにしました。
渋谷に向かう際、井の頭線の車窓からふと外を見ると、線路脇のあじさいの花が満開になっていて、とても綺麗でした。
もう見ごろなんですね。雨に濡れたあじさいの色がより鮮やかで、思わず心が和らぎました。
どしゃぶりの雨に少し疲れたけれど、馬券を買わずに過ごす競馬場の楽しみ方を見つけたような、そんな一日でした。少しずつ、自分の中で何かが変わってきている気がします。
今回の優待券は、職場の方からのお裾分け。
ありがたく使わせていただきましたが、こういう体験をすると「自分でも株主優待を取ってみたいな」と改めて思います。
節約しながらも、ちょっと豊かな時間を手に入れられるのが優待の魅力ですね。
「優待生活」なんて言葉もありますが、日々の暮らしに小さなごほうびを取り入れるような、そんな生き方に憧れます。
これからは、少しずつでも優待銘柄について勉強してみようかな。
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