今年もそろそろ、ボーナスの時期がやってきますね。
この時期になると、つい気持ちが緩んで「何買おうかな?」とワクワクしてしまう人も多いのではないでしょうか。
でも、我が家はというと…まだまだ教育費ががっつりかかるステージ。
長男は私立大学、次男は私立高校。家計簿に“学費”の文字が並ぶたび、「はぁ〜」と深いため息が漏れます。
それに、気がつけば自分も今年で46歳。
60歳まであと15年を切りました。
いよいよ“老後資金”も待ったなし、なタイミングです。
「貯金が少ない」わが家の現実と向き合う
正直なところ、我が家はまだ貯金が潤沢ではありません。
「子どもが小さいうちから、もっと計画的にお金を貯めておけばよかった」と思うこともあります。
これまで、ボーナスが入ってもすぐに消えてしまうことがほとんどでした。
家具家電の買い替え、旅行、習い事、塾代…。
とくに“ボーナス払い”という言葉の誘惑に何度も負けてきました。
でも、最近ようやく気づいたのです。
💡 お金って、貯めてから使うのが一番いい。
それなのにこれまで、ずっと「使ってから貯める」生活をしていたなぁ…と。
そもそもボーナスは、会社の業績によって支給額が変わる“あてにしすぎてはいけないお金”。
それを毎年あてにして支出を組んでいたことが、そもそも不安定な家計の原因だったのかもしれません。
一括投資? つみたて投資? 迷うボーナスの使い方
とはいえ、「せっかくのボーナス、何か将来のために活かせないかな?」と思うのも自然なこと。
そんなとき、気になるのが【一括投資】と【つみたて投資】のどちらがお得?という話です。
それぞれの特徴を簡単にまとめてみますね。
🔹 一括投資の特徴
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ボーナス全額をまとめて投資に回す
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相場が上昇局面なら、リターンが大きくなりやすい
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ただし“高値掴み”のリスクも…
一括投資の魅力は、なんといっても「すぐに成果が出やすいこと」。
たとえば、株価が今後どんどん上がると見込まれるタイミングで一括で投資すれば、大きな利益につながります。
でも反対に、購入直後に暴落してしまうと「一括にしなきゃよかった〜」と後悔してしまうことも…。
🔹 つみたて投資の特徴
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月1万円、月2万円など少額で長期にわたって投資
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ドルコスト平均法で価格変動リスクを抑えられる
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一気に大きなリターンは望めないが、堅実
つみたて投資の魅力は、やっぱり“コツコツ型”の安心感。
毎月の積立額はボーナスの一部からプールしておいて、生活費に影響しない範囲で続けることができます。
どちらがお得? 私の結論は…
私は今、家計の立て直し中なので、ボーナスでいきなり一括投資をする勇気はありません。
でも「今のうちから老後資金を少しでも増やしたい!」という気持ちもある。
そこで、こんな使い方を考えています。
✅ ボーナスの使い道(我が家の予定)
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教育費や家計の不足分に補填(60%)
→これはもう、我が家の最優先項目です。子どもの進路はなるべく応援したい! -
つみたてNISAやS株投資など、将来への資産形成(30%)
→まとまった資金を“つみたて”のためにプール。将来の安心感を少しずつ育てていきます。 -
ちょっとだけ、家族で楽しむ予算(10%)
→日帰り温泉やちょっと贅沢な外食。節約ばかりじゃ息が詰まっちゃいますからね。
我慢ばかりの人生じゃ、つまらないから
老後資金も、教育費も、どちらも大切。
でも、目の前の「楽しさ」も大切にしたいと思っています。
一度しかない人生です。
あまりに節約ばかりでは、心が乾いてしまいますよね。
「貯めてから使う」ことを心がけながらも、
ときには「今だからこそ味わえる幸せ」にもお金を使っていきたい。
そのバランスを、自分なりに探しながら暮らしていこうと思います。
最後に|“消えるボーナス”から“育てるボーナス”へ
これまでの私にとって、ボーナスは“消えるお金”でした。
でもこれからは、「将来を育てるお金」にしたい。
つみたて投資を始めたことで、将来に対して少しずつ“安心の芽”が育ち始めています。
45歳。まだ遅くない。
これからの15年で、できることはたくさんあるはずです。
あなたの夏のボーナスも、未来の自分をちょっとラクにするための一歩になりますように。
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