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図書館で発見!松浦弥太郎『新しいお金術』から学ぶ40代からのお金の本質

先日、近所の図書館で松浦弥太郎さんの『新しいお金術』という本を借りてきました。

タイトルに惹かれて手に取ったのですが、調べてみると2012年に発行された本でした。もう10年以上前の本なのに、読んでみると驚くほど今の自分にも響く部分がありました。

この本で特に印象に残ったのは、若いうちは投資よりも経験にお金を使えという考え方です。旅に出ること、美味しいものを味わうこと、人と出会うこと――そういう経験が、結局は自分の人生を豊かにしてくれる。

私も若いころに、もっといろいろな経験にお金を使っておけばよかったなと、しみじみ思いました。

 

さらに、松浦さんは「見栄を張ることはよくない」と書いています。

高級ブランドや周囲の目を気にしたお金の使い方は、自分を満たすことにはつながらない。大切なのは、自分に合ったスタイルで、お金と付き合うこと。そして面白いのは、お金のことを「お金さん」と呼んで大事に扱う、という視点です。まるで人間関係のように、お金との信頼関係を築くことが大切だ、というわけです。

ただ、正直に言うと、ここで少しモヤッとする部分もありました。松浦さんは40代、50代にはそれなりにお金を持っていることを前提に話を進めています。

でも、私のようにまだ十分にお金を持てていない人間にとっては、「理想の話だな」と感じてしまう瞬間があります。実際、子どもが高校や大学に通い、住宅ローンも残っている身としては、経験にお金を使う余裕などほとんどありません。こういう現実と理想のギャップをどう埋めていくかが、私にとっての大きなテーマです。

それでも、読んでいて気づいたのは、本質は変わらないということです。時代は変わり、NISAやiDeCoといった投資制度も増え、キャッシュレス決済も普及しました。

でも、松浦さんが伝えたかった「お金の本質」は、10年前も今も同じです。

お金は人生を豊かにする道具であり、見栄ではなく自分の価値観に沿って使うべきものだということ。そして、お金と真摯に向き合うことが、安心と自由を生むということです。

だからこそ、私はこう考えます。

たとえ今は十分にお金を持っていなくても、少しずつ経験を積み、少しずつ投資や貯蓄を始めることはできるはずだと。

重要なのは、制度や仕組みに振り回されることではなく、自分の状況に合わせてお金と向き合うことです。

たとえば、週末のちょっとした旅行や、興味のある講座への参加、図書館での読書――そうした小さな経験にお金を使うことも、立派な「投資」です。

松浦さんの本を読んで改めて感じたのは、「理想と現実の間でどう行動するか」が大切だということです。

40代、50代になってお金を持てていなくても、それまでの経験や工夫で人生を豊かにすることは可能です。逆に、お金を持っていても、経験をおろそかにすれば、満たされないまま時間だけが過ぎてしまいます。

結局、古い本だからといって無価値になることはありません。図書館で手に取った10年前の本からも、今の自分に必要な気づきは十分に得られます。そして、松浦さんの言葉を現実の自分に置き換えて考えることで、より実践的で共感できる学びになります。

私たちはみな、理想通りの人生を歩めるわけではありません。

でも、少しずつでも「お金さん」との関係を築き、自分に合った使い方を見つけることで、人生は確実に豊かになります。読書を通して、改めてそのことを実感しました。

皆さんもぜひ、古い本でも構わないので、自分に響く一冊を手に取ってみてください。きっと、新しい発見があるはずです。