
前回からの続きです。
上野から浜松町に移動して、東京モノレールに乗り天王洲アイルへ。


先月も一度ここまで来たのですが、よく調べずに訪れてしまい展示替え期間で入れず。今回はそのリベンジとして、「諏訪敦|きみはうつくしい」の展覧会を鑑賞しました。

この展覧会、通常なら入場料は1500円。
ぐるっとパスを使えば、ここだけでほぼ元が取れる計算です。
さらにもう1か所回れば完全にお得。こういう「数字で得を感じる瞬間」も、ぐるっとパスの楽しみ方の一つだなと思います。
展示内容は少し衝撃的で、裸像やデスマスクなどを含む作品が並んでいました。
正直、事前に知らずに入ると驚く方もいるかもしれません。

ただ一つひとつの作品からは、命の重みや「生と死の狭間」にある人間の存在を、静かに問いかけられているように感じました。

諏訪さん自身、コロナ禍やご両親の死と向き合う中で、どう表現したらよいか悩み抜いたそうです。
「死が近い人に何かをしてあげることはできない。けれど、絵としてその存在を残す」――その言葉が心に響きました。
私たちは日常の中で死についてあまり深く考えることはありませんが、こうした作品を前にすると「自分にとって生きるとは? 大切な人を見送るとは?」と、自然と立ち止まって考えてしまいます。
展覧会を見終えた後は、天王洲アイルの運河をぶらぶら散歩しました。




そのあと、バスに乗って品川駅へ。
ここからは徒歩で、変わりゆく品川の街並みを散策しました。

再開発の真っただ中で、高層ビルが次々に建設されており、以前の風景とは大きく様変わりしています。
工事現場の奥に未来の街が形づくられていくのを眺めると、「東京は常に動き続けている街だな」と実感させられました。
そして立ち寄ったのが高輪ゲートウェイ駅。



2020年に開業した新しい駅ですが、実際に降り立つのは今回が初めてでした。
駅前には先日オープンしたばかりの「ニュウマン高輪」があり、館内は多くの人でにぎわっていました。
ショップやカフェも充実していて、これから駅周辺がどんどん発展していく期待感があります。
品川駅から将来的にリニア中央新幹線が運行されれば、このエリア一帯がさらに活性化することは間違いないでしょう。

駅舎自体も印象的で、光を多く取り入れた近代的で未来的なデザインに感動しました。まるでSF映画に登場するような、洗練された空間。
写真を撮る人も多く、駅そのものが一つの観光スポットのようになっています。
ぐるっとパスを手に、上野から天王洲アイル、品川、そして高輪ゲートウェイと巡った今回の東京さんぽ。
動物園で子どもたちの笑顔に癒され、ミュージアムで歴史を学び、展覧会では生と死を考え、さらに未来へと変わりゆく街を目にする。
振り返ってみれば、一日でこれほど多様な体験ができるのも東京の魅力だと改めて思いました。