週末、東京競馬場に行ってきました。
といっても馬券を買ったわけじゃなく、ただのんびりしに。
ぐるっとパスの期限が切れた最初の週末で、家でダラダラしていたら、みんな機嫌が悪くなってきて…。
お金をかけずに出かけられる場所、そして最近の趣味といえば「読書」と「散歩」。
じゃあ、静かな東京競馬場で本を読もう、と思いついたわけです。
いまは中山開催なので、東京競馬場は人も少なくて静か。
スタンドには椅子がたくさんあって、風が通って気持ちいい。
そんな場所で読んだのが、青山美智子さんの『リカバリー・カバヒコ』でした。

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青山さんの小説って、とにかく読みやすいんですよね。
優しい文章で、するする頭に入ってくる。『リカバリー・カバヒコ』もそうで、疲れていたり、ちょっと気持ちが沈んでいるときに読むと、自然にふわっと心が軽くなる感じがしました。
登場人物の不調や不安に寄り添う物語なんですが、ちょうど自分自身も耳の調子を崩して不安だったことがあり、「わかるなあ」と共感できる部分が多かったんです。
体調がすぐれないと、気分まで引きずられますよね。でもこの本を読みながら、「大丈夫、ちゃんと回復する」と背中を押してもらったような気持ちになれました。
正直、青山美智子さんの作品はどれも“癒やし効果”があると思います。
読書が苦手な人でもスッと物語に入れるし、読み終わったあとに少し温かい気持ちになれる。開催していない競馬場という不思議な静けさの中で読むには、ぴったりの一冊でした。
ところで「馬券は買ったのか?」って気になりますか?
全く買いませんでした!
以前なら競馬場に着いたら、まずスポーツ新聞を買って…という流れだったのに。
今回は馬そば深大寺の鳥そば(麺大盛)730円を食べただけ。
でも食べるのに夢中で、写真は撮り忘れました...。
馬券を買う人は縁起担ぎで鳥(馬券を獲る)そばを食べる人が多いです。
とっても美味しくて、駅そばのお店とまったく引けをとりません。
久しぶりに実況の音を聞いたら「ちょっと騒がしいな」と思うくらいで。
自分でも、1年経たずの間に随分変わったなあと感じます。
以前は馬券を買うために訪れていた場所で、本を読んで過ごすなんて想像もしませんでした。
でもこうして過ごしてみると、新しい楽しみ方を見つけた気がします。
『リカバリー・カバヒコ』を読んで改めて思ったのは、やっぱり青山美智子さんの作品には“癒やしの力”があるということ。
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