
ぐるっとパスの期限が切れたあとは、いつも週末。
2カ月の間にたくさん回ったなと思います。
夏休みや有休を使って、たった2,000円でこれまで行ったことのなかった美術館をいくつも巡ることができました。
どこも静かで、展示を見ながら季節の移ろいを感じる時間が好きでした。
でも、交通費やカフェ代、外に出れば外食の回数も自然と増える。
それくらい気にしなくてもいいくらい、収入に余裕があればいいんですけどね。
現実はなかなかそうもいかないので、
しばらくはおとなしく過ごすことにしました。
先週の金曜日はアメリカも日経も先物が下がっていて、
「週明けはけっこう落ちるかもな」と少し気になりつつ、
この3連休は財布の紐を締めて図書館やNetflixでのんびり。
そもそも図書館に通うようになったきっかけは、
投資の雑誌を読みたかったからでした。
『日経マネー』や『日経ウーマン』などの情報誌、
投資関係の単行本でお金を貯める方法について、いろいろ読んでみたけれど、
書いてあることはだいたい同じ。
「投資は中長期目線で」――それがすべて。
焦って増やそうとしても、あんまり結果が出ません。
それでも読むたびに、気持ちが少し落ち着きます。
お金のことを考える時間を持つだけでも違う気がします。
何度も通ううちに、
いつの間にか文学の棚にも足が向くようになりました。
最近は青山美智子さんや小野寺史宜さんの本がお気に入りです。
投資の本よりも、心があたたかくなる時間が増えました。
そういえば、これまでは3連休があれば、
連日空いた時間にジャグラー(パチスロ)を打ちに行っていたけど、
もうやめて9カ月経ちました。
今はまったく行きたいと思わなくなりました。
お金に余裕があれば少し遠い国内旅行や贅沢な外食もしたいけれど、
今はスーパーで半額になったお寿司やお弁当を見つけたときが一番うれしい。
そんな小さな幸せで十分です。
Netflixを流しながら、
図書館で借りた本を読む静かな午後。
出かけなくても、心が満たされる休日です。
たまには、ゆっくりと。
好きな物語に浸るだけの3連休もいいなと思いました。
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