🦷 若いころ、歯の大切さを本気で考えたことはほとんどなかった。
若いころから虫歯が多く、気づけば治療した歯ばかりだった。
夜遅くに甘いものを食べてそのまま寝てしまったり、歯磨きも「一応やっておくか」程度。定期検診なんて行った記憶はなく、歯医者に行くのは決まって「痛くなってから」だった。
当時はそれで困ることはなかった。多少虫歯があっても、削って詰めて終わり。当時はそれで済んでいるように見えたし、正直なところ「歯なんてそんなに気にするもの?」くらいに思っていた。

😥 40代後半になって表れたツケ
ところが、40代後半になった今、そのツケがはっきりと形になって表れている。
口の中を見渡すと、銀歯、白い被せもの、差し歯…。自分の歯だけで噛めている部分の方が少ないのでは、と思うほどだ。一本一本はその場しのぎで治療してきたはずなのに、気づけば「被せものだらけの口」になっていた。
💸 静かに重くのしかかる医療費
そして何より現実的に重いのが、医療費。
被せものは一度入れたら終わりではなく、年数が経てば劣化するし、歯ぐきが下がれば隙間もできる。中で虫歯が再発すれば、また治療。場合によっては被せ直しになる。
そのたびに数千円、時には数万円が静かに家計から消えていく。
保険がきく治療でも積み重なればそれなりの金額になるし、見た目や耐久性を考えて自費治療を選べば、あっという間に桁が変わる。
住宅ローン、教育費、日々の生活費。もともと余裕がある家計ではない中で、歯の治療費はじわじわと効いてくる。
仕事の収入が大きく伸びるわけでもない中で、医療費がかかると、どうしても貯蓄のスピードは落ちる。
貯めたい気持ちはあっても、現実はなかなか思うようにいかない・・・。
🪥 「もっと大事にしていれば…」という後悔
「若いころ、もう少しちゃんとケアしていれば…」
歯医者の待合室で、そんな後悔が頭をよぎることは一度や二度ではない。
歯は、一気にダメになるものではない。少しずつ、気づかないうちに悪くなっていく。そして本当に困るのは、年齢を重ねてからだ。
今は痛くなくても、噛めていても、問題がないとは限らない。定期検診で「様子を見ましょう」と言われていた部分が、数年後に大きな治療になることもある。
🤔 歯医者に足が向かない気持ちへの対処法
歯医者に足が向かないこの気持ちに、どう対処すればいいのか。自分なりにたどり着いた答えは、とても地味なものだ。
完璧にはできなくても、これ以上悪くしない努力はできる。
毎日の歯磨きを丁寧にすること。フロスや歯間ブラシを使うこと。数か月に一度、面倒でも歯医者に行くこと。

派手さはないし、すぐに結果が出るものでもない。でも、将来の医療費と後悔を減らすための、数少ない確実な投資だと思っている。
✅ 自分なりに決めた3つのこと
① 完璧を目指さない
3か月ごとの定期検診が理想だと分かっていても、それができないからといって自分を責めない。半年でもいい、1年に1回でもいい。ゼロよりは確実にましだ。
② 痛くなる前に行く理由を持つ
痛みが出てから行く歯医者は、たいてい治療も長くなるし、お金もかかる。チェックだけで終わる可能性があるうちに行くほうが、結果的に楽だと自分に言い聞かせている。
③ 予約のハードルを下げる
歯医者に行くと決めてから予約するのではなく、カレンダーを見て空いている日にとりあえず予約を入れる。気分が乗らなくても、予定に入っていれば人は案外動けるものだ。
🏥 1年ぶりに歯医者へ行ってみた
前回の受診から、気づけば1年も空いてしまっていた。本当はもっと早く行くべきだと分かっていたけれど、なかなか予約を入れる気になれなかった。
それでも思い切って、歯のお掃除の予約を入れて行ってみた。大きな痛みはなかったし、「掃除だけで終わればいいな」という気持ちも正直あった。
けれど、やはり現実は甘くなかった。悪くなっている歯もいくつかあり、その中には根の治療をし直す必要がある箇所もあった。
やっぱり放置していれば、静かに進んでしまう。頭では分かっていたことを、あらためて突きつけられた気がした。
🌱 それでも、まだ迷いながら
どれも当たり前のことかもしれない。でも、歯医者が苦手な人にとっては、この当たり前が一番難しい。だからこそ、小さく続けることが大切なのだと思う。
もし若いころの自分に声をかけられるなら、こう言いたい。
「歯は削ったら戻らない。今は大丈夫でも、あとで必ず効いてくる」と。
この文章を読んでいる人の中に、まだ大きな治療をしていない人がいるなら、ぜひ今から歯を大事にしてほしいです。
歯は、失ってから価値に気づくもの。
そして私は今日も、被せもののメンテナンスのために歯医者へ通う。過去の自分が残した宿題を、少しずつ片付けながら。
本当は、差し歯や被せものが多い自分こそ、3か月ごとに定期検診の予約を入れたほうがいいのだと思う。頭では分かっている。それでも、歯医者の予約はなかなか足が進まない。
痛くない今の状態をわざわざ確認しに行くのが怖かったり、また治療が増えるのではと身構えてしまったりする。仕事や家のことを理由に後回しにして、気づけば半年、1年と空いてしまうこともある。
でも結局、行かないことで安心できるのは一時だけだ。問題は静かに進み、ある日突然「やっぱり治療が必要ですね」と言われる。そのほうが時間もお金も、そして気持ちの負担も大きい。
だから勇気を出して早めに予約を入れるようにしたい。
歯医者に行く勇気は、将来の自分を助ける小さな行動だと、40代後半になってようやく思えるようになった。
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