
世間でいう3連休ではなく、
年末は12月30日まで出勤していたので、
その分、自分にご褒美として有休を使った。
カレンダー通りの連休ではなく、
自分で作った休み。
だからなのか、最初から少しズレた感覚があった。
金曜日は車で有明へ行った。
平日なのに首都高は混んでいて、渋滞にはまった。

周りを見ればトラックや営業車ばかりで、
「みんな普通に働いてるんだな」と思いながら、
有休を使っている自分が、その流れに混ざっていた。
休みを取っているはずなのに、
気分はあまり休みっぽくならなかった。
土曜日は病院に行き、そのあと子どもの説明会。
必要な用事ばかりで、
「休み」というより「予定をこなした日」だった。
用事が終わってから、
電車に乗って池袋周辺をブラブラしてみた。
せっかく外に出たし、少し歩こうと思っただけだ。
でも池袋は、人が多すぎた。
どこを見ても人、人、人。

店に入る気力もなく、
ただ歩いているだけで疲れてしまった。
日曜日は、郊外にある福しんへ行った。
きっかけは朝のニュース番組だった。
福しんが紹介されていて、それを見てしまった。

テレビの影響は大きい。
普段なら行かない距離でも、
画面越しのラーメンはやけにおいしそうに見える。
少し気分転換も兼ねて、行きは高速を使った。
ラーメンは安くて、いつもの味で、満足はした。
でも冷静に考えると、
食事代より高速代の方が高くついていた。
ドライブでいつもと違う景色を見たから気分転換にはなったけど。
帰り道、
川越に寄ろうか、ららぽーと富士見に行こうかとも考えた。
でも、川越は人が多いだろうし、
ららぽーとに行けば、
今すぐ必要でもない服や雑貨を見てしまう。
そしてきっと、
何かを買って、あとで「いらなかったな」と思う。
そう考えて、どこにも寄らずに帰ることにした。
どこに行くにもお金がかかる。
移動するだけでガソリン代や高速代がかかり、
ショッピングに行けば、余計なものが欲しくなる。
若い頃は、
出かけること自体が楽しかった。
今は、出かける前から
「疲れ」と「出費」が頭に浮かぶ。
それは悪いことじゃない。
現実的になっただけだと思う。
でもその分、
「じゃあ、どこに行けばいいんだろう」と感じることが増えた。
有休を使って取った休みなのに、
終わってみると、しっかり休めた感じはあまりしない。
ただ一つ分かったのは、
今の自分は
楽しさより、消耗しない選択を優先している
ということだった。
余計な出費もせず、
早めに家に帰る。
それも今の自分なりの休み方なのかもしれない。