
いつも通っているガソリンスタンドでもらえるティッシュが、今月末で終わるらしい。
ちょっとした楽しみだった。
給油のあと、アプリを見せて、レシートを渡す。
すると店員さんが「どうぞ」と、ティッシュの箱を渡してくれる。
20リットル入れると、箱ティッシュがもらえた。
たったそれだけのことだけれど、なんとなく得した気分になる😊
生活の中にある、ささやかな“おまけ”のようなものだ。
ただ、このサービスも最初から今の形だったわけではない。
以前は、もっと豪快だった。
いつ行っても、箱ティッシュが5箱。
「こんなにもらっていいの?」と思うくらいだったけれど、それが当たり前だった。
それが、あるときから変わった。
まず「月の後半だけ」に。
どうやらサービスの期間を絞ったらしい。
そして、箱の数も変わった。
5箱から3箱へ。
それでも私は、あまり気にしていなかった。
「まあ、物価も上がってるしね」
そんなふうに思いながら、いつものように給油して、
アプリとレシートを見せて、ティッシュを受け取っていた。
そして、ついにアプリにお知らせが出た。
今月末で終了します。
その文字を見たとき、
「ああ、やっぱりな」と思った。
驚きはなかったけれど、少しだけ寂しい気持ちになった😌
この前、給油したときのガソリン価格は1リットル180円。
少し前まで「高いな」と感じていたはずなのに、
今では当たり前のように表示されている。
人は慣れるものだな、と思う。
でも、その裏では確実にいろいろなものが値上がりしている。
ガソリンが高くなれば、運送費が上がる。
運送費が上がれば、スーパーの商品も日用品も上がる。
そして、こんなところにも影響が出る。
ガソリンスタンドの、ティッシュサービス。
考えてみれば、ティッシュも紙だ。
原材料も輸送費も、きっと値上がりしている。
スタンド側だって、できれば続けたかったのかもしれない。
でも、続けられなくなったのだろう。
給油のあと、助手席にティッシュの箱を置く。
その何気ない光景が、もうすぐなくなる。
普段はあまり意識していなかったけれど、
なくなるとわかると、その存在のありがたさに気づく。
人は、無料でもらえるものに対して、
普段はそれほど価値を感じない。
でも、それが終わるとわかった途端に、
「あれ、結構助かってたな」と思う。
ティッシュ3箱。
ニュースになるような話ではないけれど、
こういう小さな変化の中に、今の時代が映っている気がする。
最後にもらったティッシュを車に積みながら、ふと思う。
こういう“小さな得”に、
ちょっと嬉しくなる感覚は、これからも大事にしたいなと。
そして、これからは。
ティッシュは、Amazonや、楽天のふるさと納税で買うことになるのだろう。
前は“ついで”でもらえていたものを、
これからは“ちゃんとお金を出して買う”。
たったそれだけのことなのに、
なんだか時代が少し変わった気がする。
