今回は、最近ほんとによく耳にする「詐欺」の話です。
あんまり、聞きたくないテーマかもしれませんが……
SNSをやっている方は、誰もが思っていることかもしれません。
「もっとフォロワーさんと仲良くなりたいな」
「投稿をたくさんの人に見てもらいたい」
「せっかくなら、ちょっとでも収益につながったらうれしいな」
こんな気持ち、SNSをやっている人なら一度は感じたことがあるんじゃないでしょうか。
私もブログやROOMをやっているから、つい交流を意識してしまうし、「ちょっと工夫して伸ばしてみたい」なんて欲も出ててしまうものです。
でも、SNSって楽しい反面、実はちょっと怖い一面もあるんだなと、最近改めて感じています。
【最近の詐欺、ほんと巧妙すぎる。】
詐欺って昔はもうちょっと分かりやすかった気がしませんか?
ひと昔前なら、片言の日本語で
「○○サン、アナタトクベツ!」
「スグ、オカネオクッテ」
みたいな、どこか不自然で笑ってしまうような文章だったりして、「これは怪しいな」と気づけたものです。
でも最近は、日本語も自然だし、見た目も公式サイトそっくり。
「詐欺師の腕も上がっている」と言わざるを得ません……。
そして一番怖いのは、「これは巧妙だな」と思っても、それが実際の詐欺か本物か、判断がつかないこと。
最近は、証券会社や銀行の公式サイトにアクセスしたとき、
「フィッシング詐欺にご注意ください!」ってバナーが出てくることが増えましたよね。
それくらい、“それっぽく見せる詐欺サイト”が増えているってこと。
しかも本物とそっくりに作られていて、ロゴや色使いも完全コピー。
本当に厄介です💦
「○○証券」「△△銀行」「□□□銀行」などを名乗って、
「不正利用がありました」「アカウントを一時停止しました」というような文面で、URLを踏ませようとしてきます。
これ、本物に見えてもクリックした瞬間アウトの可能性もあるんです。
だから、「公式っぽいから安心」はもう通用しない時代。
「本当に公式サイトなのか?」は、自分でブックマークした正規ルートからアクセスするのが一番安全です。
その「親しげなDM」、ほんとに大丈夫?
フォローしたばかりの人から急に届くDM。
「話しやすそうな人だな」って思って開いたら、なんか副業の話になってきて、最終的には「相談してみませんか?」の流れ。
もしくは、タイムラインに流れてくる広告みたいな投稿。
「スマホで副業!月5万なら誰でも」
「未経験でも安心!無料サポートあり」
「相談だけでもOKです😊」
一見すると、やさしくて親切な雰囲気。プロフィールやアイコンもそれっぽいし、リプやいいねもついていて、「もしかして…?」とちょっと気になってしまう。
でも、それが詐欺やマルチの入り口だったら?
「私は大丈夫」は危険信号!
こういう話をすると、「いや、自分は大丈夫」「そんな簡単に騙されない」って思う人もいるかもしれない。
でも実際には、騙されてしまう人の中には、ネットリテラシーが高そうな人も多い。
SNSに慣れているからこそ、つい油断してしまう。
「優しそう」「フォロワーが多い」「投稿がちゃんとしてる」…そういう表面的な情報に惑わされてしまうこともある。
詐欺って、昔みたいな胡散臭い雰囲気じゃなくて、いまは“ちゃんとしてる感”を演出してくるんですよね。
それに、相手はこっちの心理もよく分かっていて、ちょっと疲れてるときとか、弱ってるときにふわっと近づいてくる。
詐欺をする人は「頭がいい」からこそ怖い
いつも思うんです。
詐欺って、ほんと頭のいい人たちがやってる。
いろんな分野の知識を駆使して、「どうしたら信じてもらえるか」を研究している。
その賢さ、ほんとにもったいない。
もし正当な方法でビジネスしていたら、絶対に成功する人たちなのに。
でも彼らが選ぶのは、あくまで“楽してお金をとる”方法。
その結果、誰かの人生が傷ついたり、大切なお金を失ったりすることには興味がない。
自分を守るために持っておきたい「ちょっとした疑い」
SNSは、出会いの場でもあるし、発信の場でもあります。
だからこそ「人を信じたい」って気持ちはとても大切だし、否定したくない。
でも、同時に「ほんとにそれ、信用していいの?」という目を持っておくことも、すごく大事だと思います。
たとえば、
-
副業の誘いはすぐに乗らない
-
お金の話が出てきたら慎重に
-
相手の情報を自分でググってみる
-
LINEやZoomに誘導されたら一度立ち止まる
こういう小さな「保留力」が、未来の自分を守ってくれることもある。
SNSの楽しさを壊さないために
私はSNSが好きです。
たくさんの人の発信が見られて、いろんな価値観に触れられる場所。
同じ趣味や目標を持っている人ともつながれる。
だからこそ、怖い思いはしてほしくない。
「ちょっと疑う」って、決して冷たいことじゃなくて、
「自分を守るための優しさ」だと思うんです。
これからもSNSを楽しく使っていくために、ほんの少しの警戒心を忘れずに。
甘い言葉にはちょっとだけ距離を置いて、安心して交流できる環境を、自分自身でつくっていきたいですね。
最後にひとこと
「これは誰でも引っかかるかも」っていう詐欺が、本当に身近にあります。
だから、どこかで誰かがこうやって発信することで、気づける人が増えたらいいなと思って、この記事を書きました。
あなたのSNSライフが、安心で楽しいものでありますように🍀
今日もご購読ありがとうございました。