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東京競馬場で感じた非日常。馬と人と、そして「ザ・ロイヤルファミリー」

先日、友人と東京競馬場に行ってきました。

競馬場に足を運ぶのは本当に久しぶりです。

(馬が走っていない時に、きたことはありますが・・・。何しにいったの?!って、話ですが、過去の記事をご覧ください。)

以前は毎週のように馬券を買っていた時期もありましたが、最近は「イベントとして楽しむときだけ」と決めています。

そうすると、気持ち的にも余裕ができて、より純粋に楽しめる気がします。

最近、急に寒くなってきましたね。
この日もあいにくの雨で、秋というより初冬のような冷たい空気。

でも、私たちが座ったスマートシート3階は大きな屋根の下で、濡れることもなく快適に観戦できました。

ちょっとゴール板を過ぎた辺り。本当はゴール手前が良かったけど、席がとれませんでした。

うーん。

でも、雨の日の競馬場も、静かな熱気があって悪くありません。

この日は、ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』で実際に使用された衣装や台本などが展示されていて、それも大きな楽しみのひとつ。

衣装の繊細な刺繍や、俳優の手書きメモが残る台本を見て、テンションが一気に上がりました。

華やかなドラマの世界と、現実の競馬場の空気が交差するようで、不思議な高揚感がありました。

お昼は、スタンド内にある「馬そば深大寺」でかきあげそばを注文。

冷えた体に温かい出汁がしみわたって、思わず「はぁ〜」と声が出ました。

揚げたてのかきあげはサクサクでボリューム満点。

雨音を聞きながら飲むビールもまた格別でした。競馬場のグルメは意外と侮れません。

小腹を満たしながらレースを待つ時間も含めて、すべてがエンターテインメントだなと思います。

この日のレースは、4レースから6レースまでが新馬戦でした。

新馬戦というのはデータも少なく、どんな走りを見せるのかまったく読めません。
「やっぱり新馬戦はパスだね」と友人と話しつつ、観戦だけを楽しみました。

初めてのゲートに戸惑う馬や、ふらふらとコースを走る若い馬たちの姿に、思わず頬がゆるみます。
新しい命が走り出す瞬間というのは、やはり特別なものがありますね。

そして9レース。
この辺りからは本気で馬券を当てようと、新聞を片手に予想スタート。
久しぶりに競馬場に来ると、まず“どこから買えばいいのか”で迷ってしまいます。

新聞の印を見ては「この馬も気になる」「でも騎手で選ぶならこっち?」と迷いに迷い、最終的にはブレブレの予想に。結果は残念ながら全部ハズレ。

今回は完全に作戦ミスでした。

でも、馬券を握りしめてレースを見守る時間はやっぱり楽しいです。
当たる・外れるよりも、あの一瞬の集中と高揚感がたまらないんですよね。

帰り際まで雨は止むことなく、競馬場全体がしっとりとした空気に包まれていました。
芝の上には水滴が光り、走り終えた馬たちが静かに引き上げていく姿が印象的でした。

『ザ・ロイヤルファミリー』の展示と同じように、華やかな舞台の裏には人と馬の努力やドラマがある。そんなことを思いながら、しっとりとした余韻の中で帰路につきました。

結局、馬券は一つも当たりませんでしたが、心の中にはしっかり“当たり”をもらった気分になりました。
久しぶりの競馬場は、非日常と懐かしさが混ざる場所でした。
次に行くときも、馬券はほどほどに。

またこの世界を、ゆっくり味わいに行きたいと思います。

 

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